高校数学ティーチャーKouのブログ

高校数学を基礎の「キ」から学ぼう!

「常識を疑え!」という常識を疑おう!〜考えすぎることの罠〜 (第42回)

常識を捨てろ!

 

と、よく言われますよね。

言われすぎていて、もうそれが

常識になっているかのようです。

 

受験において、ある程度の常識は

持って(受け入れて)おかないと

一向に学力が伸びません

 

今回は受験生だった私が陥った

経験を踏まえながら

"疑いすぎることの罠"について

お伝えします。

鳥を捕獲する罠

 例えば化学の常識だったら、

 

・電子は−の、陽子は+の電荷

中性子電荷を持たない

・+同士、−同士は反発し合う

・+と−は引きつけ合う

 

と、教科書には書かれています。

 

ですが実際には、

原子の構造はこうなっています ↓

 

原子 構造 原子核

 

原子核の陽子同士が反発しない理由

外側を回ってる電子が陽子で

 いっぱいの原子核にめり込まない理由

 

私が使っていた教科書には

ここら辺の説明が全くありませんでした。

 

原子核は陽子と電子で出来ていて、

外側を中性子が回っている

構造のほうが自然なはずです。

 

私が化学を学んだ初めは、

ここの疑問のせいで他の授業内容が

頭に入ってきませんでした。

 

当然、成績は落ち込みます

成績 落ち込む

これが常識を受け入れられない

ことによる弊害です。

 

では解決策は?

 

そんなときは疑問を放置して

一旦は受け入れましょう!

 

一旦「そういうもんだ」と受け入れて、

ある程度その分野に慣れたら

初めの疑問に戻って考える

 

これが、現実には

受験テスト模試のある

高校生に最も有効な方法です。

 

疑問を解決している間に

授業が爆速で進まれては、他の

分かるはずの部分も分からなく

なってしまいます!

 

・常識に疑問をもつ

・疑問を持てるように思考力を高める

 

ことも重要ですが、

現実のタスクに合わせて

要領よく学習することも重要です!

要領よく

(先ほどの原子核については

 "核力" と調べると答えが

 見つかりやすいです)

 

その要領よく学習する方法は、

 

・とりあえずカリキュラムに沿って暗記

・カリキュラム無視で理解優先

 

どちらが良いかは、

 

・個人個人の適性でも

・分野や試験までの時間の程度でも

・日常で使える勉強時間でも

・何を優先するかでも

 

変わってきます。そこで!

 

1. 自分の性格や特性を知る

2. 使える時間を知る

3. 現状と目標までの距離を知る

 

ことが超重要になってきます。

 

次回は、自分に合った

性格別の計画の組み立て方

についてお伝えします。

 

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次回(第43回):類型論MBTIに基づく性格別の勉強法(Part 1)

 

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