高校数学ティーチャーKouのブログ

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数学にも国語力!?設問理解が進む2つのポイント ~言語理解の大切さ~ (第6回)

こんにちは


前回は番外編的に緊張のほぐし方をお伝えしました。


今回は、

地頭の3つ目の要素である

言語理解についてお伝えします。

 

 



その前に、少し想像してください。


模試やチャートで問題を解くとき、設問が長いと

読んでいる途中で意味が分からなくなる

こと、ありませんか?

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その時は当然、少し戻って読み返しますよね。



それ、時間をロスしてます。



特に1分1秒が大事な模試では

絶対に避けたい事態です。

すぐに理解できたら楽なのは知ってるよ!!
(視聴者からのツッコミ的な)


では、すぐに理解できるようにしましょう。


そこで登場するのが言語理解です。



言語理解とは文字通り、

言葉の意味を正しく理解することです。

正しく理解して、頭の中に落とし込むことです。



この落とし込むのが重要で、ここが出来ないと頭の中で文字が滑ります。俗に言う、

文字を追っているだけの状態

です。



~調子の悪い時に本の内容が頭に入ってこないことがある。

そういう時は、何が読書の邪魔をしているか考える~

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(by 槙島聖護 from サイコパス



試験中、

考えてる時間はありません。



そんな時は頭の中で音読してください。

※本当に音読したら周りの迷惑なので、

その設問文を音読している

自分の声をイメージするんです。



コレで設問の理解が進むワケ↓

人が情報に触れる際、視覚か聴覚を通して取り込んで処理します。言語理解の能力は、

この聴覚処理と深い関係があります。

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なので設問が分からない(言語理解を上手く使えていない)時は、

聴覚を通して情報(設問文)を処理すればいいんです。

本当は音読するのが一番ですが、音をイメージするだけでも脳の聴覚処理系は刺激されます。

 

※自習する時は言語理解力(聴覚処理)を伸ばす為、設問はできるだけ音読してください。

音読している声もイメージしやすくなります!

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さて、タイトルに戻りましょう↓

「設問理解が進む2つのポイント」

そうです!

聴覚処理の他にもポイントがあるんです!



もう1つは視覚処理です。

こちらは次回、詳しくお伝えします。



さぁ、今すぐに設問文を音読してみましょう!



ご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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