数A最難関の条件付き確率、コツを掴めば一気に伸びる! 〜直感的に解く方法〜 (第20回)
こんにちは
今回は条件付き確率について
お伝えします。
大多数が躓くこの分野、
数Aのくせにやたら難しいです。
そしてこの分野、
感覚的に捉えにくいわ公式も複雑だわで、
普通はとても上達しにくいのです。
他の分野とあまり関連がないのも、
伸び辛い要因でしょうか。
ですが! 他分野と関係ない分、
コツを掴めば一気に伸びます!
「やれば伸びる」のではありません
「コツを掴めば伸びる」のです。
分野ごと捨てる受験生のなんと多いことか!!
彼らは本番でも捨て問にして、
二次試験で無駄な失点をしています。
コツを掴めば余裕なのに!!
(やってもやっても伸びないから、普通は捨て問になる)
しかし、
国公立は確率が大好きです️
逆にここで地盤固めができれば、
他の本当に難しい問題で多少は失点できます。
☆具体的にどうするのか。
(2.と3.は特に難しい問題の場合↓)
1. 設問を少しボーっと考えてみる
2.「条件」を極端にして考えてみる
3. 1.で出した直感的な答えを見直す
4. 総当たりで計算する
例をやってみましょう↓
この記事の冒頭の「モンティホール問題」を
やってほしいです。
(その他のところは読まなくて大丈夫です)
1. ボーっと考えて、
「ドアは変えないで良いでしょ?
両方1/2でしょ」となります。
2. 極端な「条件」として、
「ドアが100枚あって司会者が
残り98枚を開ける」 場合を考えてみます。
3. 1.に戻って「ドア100枚あったら1/2じゃない
でしょ、変更したくなるわ」となります。
こんな感じで「条件付き確率」 は
直感が外れる分野として有名です。
しかし2. のように極端な条件を考える
ことで、この直感誤差はかなり修正できます。
更に、計算のオンパレードなので
計算ミスも起こりがちです。
この計算ミスを防ぐ為に、
直感誤差の修正は必要なのです。
直感誤差を修正して起こってることが
何となく把握できれば、
このような感覚を掴むと
「ベイズの定理」のような、
いいことだらけ!
多くの受験生が分野ごと諦める、
実は簡単な分野で丸ごと点を取る。
(こんなに美味しい話は他にありません)
最後に、今すぐ練習してみましょう!
(1)赤玉と白玉が1個ずつ入った袋が2つある。
・両方の袋から玉を1個ずつ取り出した。
・片方が赤玉のとき、もう片方も赤玉である確率は?
前回の解答(最後の問題だけ)↓
・899=900-1=30²-1²=(30+1)(30-1) =31×29
・31と29は素数なので、
899を素因数分解すると899= 31×29となる。
必要なのは観察と分析です。
いきなり計算せずに、
899という数をじっくり眺めます。
ご覧いただき、ありがとうございました。
ただ今(2019年10月20日現在)、
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次回(第21回):実は頭いい赤ちゃん!
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