赤ちゃんに学べ!(Part 1) 〜「なんで思考」で記述マスターになろう〜 (第21回)
赤ちゃんって賢いですよね。
「こいつバカだろ」と思ったあなた!
「赤ちゃんが賢い」理由をよく考えれば、
証明で何を書けばいいのか分からない
なんで赤ちゃんが賢いのか。
その説明の前に、ちょっと想像してください。
例えば高校の教室で、
「自分が赤ちゃんより賢いと思う人は手を挙げてー」
と、先生が言ったら
きっと、ほぼ全員が手を挙げますよね。
「賢い」って何でしょう?
あなたは何を基準に「この人は賢い」とか、
「この人は、、、んまー、違うかなぁ」
とか考えてますか?
基準、数学で言えば定義を考える
ことは本当に重要なことです。
私は学ぶスピードが早い事は、
賢さの一つだと考えています。
赤ちゃんって学ぶスピードが凄いんです。
3年間で言葉を話せるようになるんですよ。
ほとんどの大人は6年英語を学んでも、
じゃあ、なんで
赤ちゃんはそれ程までに早く学ぶのか。
すこーし考えてみてください。
はい、このなんで思考が数学
(特に証明問題)
どういうことか↓
・証明問題は「示したいこと」を言うために
「必要なこと」
・次は「必要なこと」を言うために
「更に必要なこと」
・つまり計算問題とは逆で、ゴールから逆算します。
Q. じゃあ、いつまで逆算すればいいのか↓
A. 「必要なこと」が設問で与えられた条件になるまで。
ここまで逆算せずとも、スタート
(設問の条件)から「
を考えると、
Q. 結局どっちから解けばいいの?
A. 得意(簡単)な方
・設問の条件を見て、それをイジる。か、
・ゴールを見て必要な事を列挙する。
簡単な方を先にやって、
行き詰まったらもう片方をやるんです。
(迷路をスタートとゴールの両方から攻めるような感じです)
この「なんで思考」は日頃から意識してください!
こんな感じで↓
例えば現代社会(公民)では、
「なんで三権分立は必要なんだろう?」とか
「なんで世界恐慌が起こったんだろう?」
とかです。
最後に「なんで思考」のトレーニングをしましょう!↓
ライオンの家族がいます。
大抵の場合は後からきたオスライオンは、
元のオスライオンと、
人間では考えられませんよね、
酷いです。
1. なぜ、子供を殺すのでしょう?
子供を殺されてしまったメスは、
なんと、そのオスとの子供を産みます。
しかも前のオスが殺されてしまった場合は、
後のオスとの子供を優先して育てます。
2. なぜ、後の方のオスとの子供を
優先するのでしょう?
1. と 2. を考えてみてください。
前回の問題と、解説↓
赤玉と白玉が1個ずつ入った袋が2つある。
両方の袋から玉を1個ずつ取り出した。
Q. 片方が赤玉のとき、もう片方も赤玉である確率は?
A. 1/3
袋が2つあるのでそれぞれの袋を
「区別する」必要があります。
1つ目から取り出した玉の色を左に、
2つ目から取り出した玉の色を右に書くと、
赤赤、赤白、白赤、白白
となります。このうち片方は赤玉なので、
「白白」
残った3パターンのうち、
両方とも赤であるのは1つ。
なので答えは1/3です!
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回(第22回):赤ちゃんに学べ!(Part 2)
迷路思考とマインドマップであなたのモチベを3倍に!
〜あなたにバラ色のキャンパスライフを〜