高校数学ティーチャーKouのブログ

高校数学を基礎の「キ」から学ぼう!

集合・論理をマスターして模試の偏差値を6上げよう! (Part 3) 〜循環論法の罠に注意〜(第40回)

今回は大学生でもやってしまうほど

難しい"循環論法"という間違い

を紹介します。

 

数学の解答で循環論法は致命的なミス

なので、採点者によっては0点にします。

証明 書けない

 

循環論法に陥らないための

秘訣をマスターしましょう!

循環論法とは ↓

 

ある命題の証明で、

その命題を仮定した議論を用いること

 

"論法"ではないので少し違いますが、

こんな感じです ↓

 

皇帝:帝国の国王

帝国:皇帝が治めている国

 

これは、ある電子辞書で"皇帝"や"帝国"

と、調べたときに出てくる意味です。

皇帝を知るには帝国という言葉が必要で、

帝国の語義には皇帝という言葉がいる

 

こんな風に、片方ともう片方が

お互いにグルグルともつれ合っている

ので"循環"論法といいます。

 

循環

 

では、実際に証明で"循環論法"を

使わないようにするにはどうするのか。

 

証明に使う主張の根拠を書く

クセを付けましょう!

 

例えばさっきの

"皇帝"の説明に"帝国"を使っているので、

"帝国"の説明に"皇帝"が出てきたら

ダメです。

 

同じように、証明の途中で使う主張の

根拠が証明の結論だったらアウトです。

 

書いた証明の根拠を常に確認しましょう! 

 

 

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次回(第41回):部屋を最適化して集中力を1.3倍にしよう!

 

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