高校数学ティーチャーKouのブログ

高校数学を基礎の「キ」から学ぼう!

教育実習から学んだこと、高校生に伝えたいこと(第34回)

こんにちは

 

今回の記事は

・効率的な学習方法の紹介

・健康orメンタル管理

・高校数学の解説

 

のどれでもなく、教育実習の感想です。

 

なので読まなくても大丈夫ですが、

私としては、とても読んでほしい記事です。

 

5\20から昨日6\7までの3週間、

都内の高校に教育実習に行ってました。

 

目的は以下の2つでした ↓

・高校生の"分からない"を、より明確に知る

・自分の"教える力"を向上させる

 

上の目標を実現できたか、と訊かれたら

自分に85点くらいを与えます。

 

1年生に2次関数の最大・最小を教えて、

「ああ、ここで引っかかるのか」と思う

ことが結構ありました。

 

その中で、彼ら高校生の引っかかりは

初めて同じ範囲を学んだ頃の自分

と、ほぼ同じだと気づきました。

 

 

以降、授業をする前には必ず

自分が初めて学んで戸惑ったところ

を思い出すようにしました。

 

そこを重点的に説明したら、

明らかに生徒の反応が良くなりました。

 

 

なので「教える力」というより

「一緒に勉強する力」がグンと伸びましたし、

それこそが教えることの本質だと

知ることが出来ました。

 

そこに気づいたこと、そして

今後の私自身のレベルアップの可能性

 

で、85点といったところです。

 

 

勿論、実習でやったことの中には

どう考えても無駄だろ」

と思うことも沢山ありました。

 

その1つが"指導案"です。

 

指導案というのは、授業内容を

事前に計画して文科省に提出する

ためのA4で6-8ページくらいの書類です。

 

一回の授業でA4で6-8ページです。

 

実際の授業では想定外で一杯ですから

1分単位で決めた時間配分なんて

守れる訳がありません。

 

ただ提出するためだけのため

3時間もかけて書類を作る。

 

生徒にメリットは皆無ですよね。

(教師も無駄に疲れるだけです)

 

 

教育現場では、こんな無駄が沢山あります。

 

 

実は今、こんな無駄の多い教育現場

から無駄をなくそうという動きが

若い先生を中心に起こっています

 

 

しかし無駄

(生徒にとってのデメリット)

はこれだけではなく、

 

不良がガラスを割った生活指導で

教師が不在になり、

真面目に授業を受けたい生徒の時間

が奪われたり

 

ちゃんと聴いているのに

授業について行けない生徒や、逆に

授業では物足りない生徒のケアが

教師の人数不足でできなかったり、

 

 

教育現場の問題を解決するには

圧倒的にリソースが足りません。

(教員採用試験の倍率は4倍以上なのに)

 

現場の力では、採用を含めた

教育システム全体までは

とても動かせませんし、

 

システムを改善するはずの人達も、

無駄な業務に追われて、

手が回っていないのが現状です。

 

 

この時代、スマホかパソコンがあれば

授業動画を見て予習も復習もできます

 

 

学校って必要でしょうか?

 

 

勿論、学校には

・子供のうちに集団生活に慣れる

・学園祭などの行事で青春でしかできない

 活動をして思い出をつくる

 

などの役割もあります。

 

しかし、

 

集団生活に過度に染まることは

5人組のような連帯責任を肯定し

生徒個人の自由を奪うこと

まで肯定します。

 

 

その結果、

青春を楽しめなくなる人がいます。

 

 

今は、スマホ1つで

友達を作って、会うことまで出来て

大学レベルの知にもアクセスできる

 

 

あなたはそのことを、

高校生だった頃の私よりも

遙かによく知っています。

知ることができる環境にいます。

 

 

この国の高校生や中学生が、

 

・今まで当たり前だった

 学校という常識を疑って、

その気になればいつでも

 学校以上の体験ができる

 

このことを知ったとき、

何が起こると思いますか?

 

 

私は、教育現場が変わるより

学校というシステムが崩壊する

ほうが先だと考えます。

 

 

あなたはどうしますか?

 

 

はい、その頃にはあなたは

卒業しているから関係ないですよね。

 

 

本当に関係ないんですか?

 

 

あなたの子供は?

親戚の甥は?姪は?

 

 

大抵の親は、自分の子供の教育

に関して真剣に考えています。

 

 

しかし、教育が必要な子供の親

という立場のうちしか考えません。

 

 

親になったことがある人も含めて

当事者以外は誰も真剣にならないから

何も変わらないんです。

 

 

少子高齢化でお年寄りが多い。

教育の当事者は圧倒的に少ない。

 

 

それでは、

当事者のあなたには何ができますか?

 

 

思ってるより出来ることは多いです。

 

 

スマホ1つあれば、

 

ツイッターやFB、インスタやブログ

 にYouTubeのアカウントを作って

 自分の考えを発信できる

 

・そして、それを広められる。

 拡散した意見や議論をきっかけに

 

・システムを動かしている人と繋がって

 実際に変えることもできる

 

 

今は何をするにも色んな手段があります

個人がそれを簡単に行使できる時代です。

 

行使する、やるだけです。

 

 

私も、あなたが効率的に学習する

手段の1つです。

 

 

私と繋がった人が、

 

・ポジティブな刺激を受けて

 本当に満足できる人生を歩むために

・そしてプラスになったあなたが

 大学の素晴らしい人と刺激を

 還元し合えるように

 

そんな風に輝いてほしいと思って、

「高校生に数学を教える」

ことを始めました。

 

 

ここまで読んでくださって、

本当にありがとうございます。

 

ただ今(2019年10月20日現在)、
公式LINEにて数学の個別相談を承っています ↓
 
友だち追加
 
・これからの勉強のスケジュールを
 自分で作れないから相談したい
・家で学校の問題集を解いていて、
 解説が分からなかったから聞きたい
・自分のノートの取り方が正しいのか
 (効率的なのか)不安だから聞きたい
 
どんなことでも相談できます!
 
(万が一「役に立たないな」と感じたら
 即ブロックしてもらって大丈夫です)
 
誠心誠意、お答えします!
 

 

 次回(第35回):人間は未熟な猿!

〜心のネオテニーになろう〜

 

〜あなたにバラ色の人生を〜

 

math-steady.hatenablog.com