ワーキングメモリは記憶じゃない? 記憶力を鍛えてあなたの勉強時間を半分に!! (後編)~長期記憶とは~ (第9回)
こんにちは
前回は短期記憶についてお伝えしました。
前回の記事を実践して、
短期記憶が劇的に向上したとします。
本番に高得点が取れるでしょうか?
実はこれだけでは高得点には結びつきません。
忘れている可能性が高いからです。
(だから前編・後編と分けたんですね)
覚えたのに忘れたくない!!
記憶力にはもう1つ重要な要素があります。
長期記憶です。
短期記憶が1~30分ほどの記憶なのに対して、
長期記憶は数日~
残っている記憶のことです。
初めから長期記憶だけ紹介すれば良かったじゃん?
そういう訳にもいかないのです。
モノを覚える時は、
(本棚にしまう本が、まず必要です)
つまり、長期記憶に落とし込む
(定着させる)
短期記憶を鍛える事が重要なのです。
前回はその為の記事でした。
長期記憶を上手く使うにはどうするか。
復習するのです。
このブログにしてはなんのひねりもない回答ですよね、
復習する頻度とタイミングが重要なのです。
というものがあります。
復習すれば記憶は定着する、
当然の事をいう説得力として用いられます。
が、実は上の図は間違っています。
正しくはこうです↓
エビングハウスの忘却曲線の正しい解釈は、
学んだ事を数日後にどれだけ覚えているか、
ではなく
忘れた後で再び学び直すのに初めに覚えるのにかかった時間の何%
という解釈です。
なので忘却曲線を使って、
「何日後に記憶はどれだけ残ってる」
という解説をしている記事は、あまり読む意味がありません。
(自分が書いている記事の内容を吟味しない、なんて!)
冷静に考えて、
数ヶ月後に2割も覚えてたら化け物で
こういった「疑問を持って自分で考える」
資質も地頭(
言語理解については以前、お伝えしましたね。
これは鍛え方というよりも覚えるタイミング
、
ズバリ、夜寝る前に覚えるのです!
よく言うやつですね笑
覚えた後に別の事をしないでください!
記憶が上書きされてしまいます。
人の脳は寝ている間に記憶の整理をする
ので、
短期記憶を長期記憶に変えるのです。
復習するタイミングは、
1. 学習した日の寝る前
2. 1日後
3.1週間後
4.1ヶ月後
です。1回も復習せずに1ヶ月後に覚え直すと、
なので、復習は大事!タイミングも大事です!
今すぐ、今日学んだ事の復習をしましょう!
ノートを見るだけで十分です!
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回(第10回):2度寝は体にいい!? 効率の良い睡眠であなたの脳は2倍は働く!
~睡眠リズムの調整~
~あなたにバラ色のキャンパスライフを~