数学の本質は「計算」でも「暗記」でもなく定義だ! 〜本質理解で基礎を盤石に〜(第23回)
今回は数学の本質
についてお伝えします。
この本質を知らないと、
受験本番まで
あなたの偏差値は50を切ったままです。
逆に、この本質を知るだけで、
あなたの基礎が盤石になります。
その本質とは、定義です。
定義とは ↓
ある概念の内容・語義を
はっきり述べたもの
(辞書的な意味)
分かりにくいですね、つまり何? ↓
ある事柄について、誰もが
知っている言葉(やルール)を使って
はっきりと説明したもの
まぁ、ざっくりですが
定義とは「意味」です。
そう、はじめの「辞書的な意味」は
「定義の定義」
になっているんですね。
こんな感じで数学で最重要な定義も、
それだけ見ると意味不明なことがあります。
ではどうやって意味を理解するのか ↓
1. 知らない言葉の意味を調べる
2. 知らなかった言葉を、
その意味で置き換える
3. 繋げて読んでみる
例をやってみましょう!
例1 プロバイダ の定義 ↓
パソコンの回線を、
インターネットに繋げるサービス
例2 MBTI の定義 ↓
類型論に基づいた自己理解メソッド
(MBTIのタイプを一言で表すと ↑)
例1は意味が分かりますが、
例2は全く意味不明です。
そこで、例2について1.〜3.を試します
1. 類型論の意味 ↓
人間の性格は、いくつかのグループに
分けられるとする考え方
(血液型占いはこの考えに基づいていますね)
1. メソッドの意味 ↓
手段や方法
「自己理解」は「自分を理解すること」
だと、なんとなく分かりますよね。
2.と3.は同時にやりましょう ↓
MBTIとは:
人間の性格は、いくつかのグループに
分けられるとする考え方に基づいて
自分を理解する手段
となります。
数学で新しい範囲を学ぶときに、
「ん?これどんな意味だろう」
と、思う瞬間が必ずあります。
そのときが成績アップのチャンスです。
すぐ定義を確認するんです。
普段の生活でも、
その癖をつけることができます ↓
1. 新聞やネットのニュースを見て、
分からない言葉を5つメモする。
2. それらの意味を調べる。
毎日これだけのことをすると、
数学でも「定義を確認する」クセ
がつきます。
今すぐ!
今日の5つです!
スマホのニュースを読んでやってみましょう!
次回(第24回):もう知ったかぶりをやめよう!
関数とは○○だ!
〜実は知らなかった関数の定義〜
〜あなたにバラ色のキャンパスライフを〜